概要・沿革
summary / history
松塩地区広域施設組合は、松本市、塩尻市、山形村、朝日村の
4市村のごみを共同処理しています。
概要
松塩地区広域施設組合は、昭和45年に松本市と周辺5町村により設立された「西部し尿処理施設組合」と、昭和48年に塩尻市及び朝日村により設立された「塩尻・朝日衛生施設組合」を前身とする一部事務組合(特別地方公共団体)です。
平成24年に、「ごみ共同処理協定書」に基づいて二つの組合を統合し、組合名称を松塩地区広域施設組合に改め、現在、2市2村(松本市、塩尻市、山形村、朝日村)で構成する一部事務組合として、一般廃棄物(ごみ、し尿)処理施設の管理、運営を行っています。
構成市村
松本市、塩尻市、山形村、朝日村
共同処理する事務
次に掲げる施設の設置及び管理運営に関する事務
- ごみ処理施設(ごみ焼却施設、ごみ中継施設、最終処分場)
- 廃棄物再生利用施設
- し尿、浄化槽汚泥及び生活雑排水汚泥処理施設
- 余熱利用施設
- 運動施設及びこれに附属する周辺施設
組合の組織
管理者 | 松本市長 |
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副管理者 | 塩尻市長、山形村長、朝日村長、※松本市副市長 ※ 管理者が指定する副市長 |
会計管理者 | 松本市会計管理者(併任) |
監査委員 | 代表監査委員1名、議員選出監査委員1名 |
公平委員会委員 | 委員3名 |
事務局 | 事務局長、総務課(庶務担当、事業担当)、施設1課(施設担当)、施設2課(施設担当) |
組合議会
議員定数 | 17名 松本市議会選出議員 9名、塩尻市議会選出議員 4名、山形村議会選出議員 2名、朝日村議会選出議員 2名 |
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組合の沿革
松塩地区広域施設組合及び統合前の松本西部広域施設組合と塩尻・朝日衛生施設組合の沿革は次のとおりです。
松本西部広域施設組合
- 昭和45年 12月
- し尿共同処理のため、西部し尿処理施設組合を設置
構成市町村・・・松本市、本郷村、波田村、山形村、安曇村、奈川村、梓川村(1市6村)
※本郷村は昭和49年に松本市に合併、波田村は昭和48年に町制移行 - 48年 6月
- 組合施設「あずさ衛生センター」でし尿の共同処理開始
- 53年 3月
- 酸化臭脱臭施設改造工事竣工
- 59年
- 施設一括更新事務着手
- 61年 8月
- し尿処理施設更新工事着手
- 62年 4月
- し尿処理施設更新を期に「あずさ施設組合」に改称
- 平成元年 4月
- あずさセンター(新施設)及びあずさ運動公園竣工
- 11年 4月
- 共同処理事務にごみ処理等を加え、組合名を「松本西部広域施設組合」に改称
松本クリーンセンター(全連続焼却式焼却炉 150t/24h×3炉)、リサイクル施設及びラーラ松本の管理運営を新たに開始 - 12年 5月
- 大町市の環境プラント緊急停止により、同市の依頼を受け、可燃ごみの受入れ
- ~13年 9月
- 14年 4月
- 施設使用料改定 60円/10kg(税別)→105円/10kg(税込)
- 17年 4月
- 容器包装プラスチックリサイクル施設竣工
市町村合併により構成市町村が松本市、波田町、山形村の1市1町1村となる - 20年度~
- 施設・設備の延命化、安定操業のための基幹的設備整備事業を開始
- 21年 10月
- 施設使用料改定 105円/10kg(税込)→150円/10kg(税込)
- 22年 3月
- 松本市と波田町の合併により構成が松本市と山形村の1市1村となる
- 23年 3月
- 余熱利用施設「ラーラ松本」の利用者通算500万人達成
塩尻・朝日衛生施設組合
- 昭和42年 5月
- 塩尻市清掃工場設置
施設・・・直投式バッチ炉 10t/8h×2基 - 48年 7月
- 塩尻・朝日衛生施設組合が設置され、塩尻市と朝日村のごみ共同処理開始
- 49年 11月
- 不燃物処理場が竣工し、供用開始
- 12月
- 組合「環境センター」竣工
- 施設・・・機械式バッチ炉 25t/8h×2基
- 50年 4月
- 環境センター稼働
- 58~60年
- 環境センター施設大規模改修実施
- 58年 7月
- ごみの3分別収集開始(可燃ごみ、不燃物、資源物)
- 59年 3月
- 最終処分場を建設(朝日村小野沢地籍)
- 63年 3月
- クリーンセンター建設用地を塩尻市柿沢に取得
- 4月
- クリーンセンター建設用地の造成工事着手
- 平成元年 6月
- クリーンセンター建設工事請負契約議決
- 3年 4月
- クリーンセンター供用開始
施設・・・准連続燃焼式焼却炉 45t/8h×2基
最終処分場延命のため、不燃物等埋立処理の一部を業務委託 - 4年 7月
- 焼却灰の全処理を業務委託
- 9年 10月
- ダイオキシン類削減緊急対策として減温施設改修工事、灰キレート処理設備新設工事に着工
- 12年 10月
- ダイオキシン類削減緊急対策工事が竣工
- 13年 4月
- 庭木剪定木の資源化収集を開始
- 17年 4月
- 塩尻市と樽川村が合併し、樽川地区のごみ処理を木曽広域連合に事務委託
- 10月
- 家庭系ごみを有料化
容器包装プラスチックごみの分別収集を開始 - 18年 4月
- 新最終処分場の供用開始
- 10月
- 容器包装プラスチックごみの中間処理及び埋立ごみ破砕処理を業務委託
- 20年 4月
- 塩尻市樽川地区のごみ処理をクリーンセンターで開始
- 24年 3月
- 松本西部広域施設組合と共同処理を行うため、組合を解散
松塩地区広域施設組合
- 平成24年 4月
- 1日に松本西部広域施設組合と塩尻・朝日衛生施設組合の統合により発足